➎ 祭りが終わって(選挙は終わり格差は残る)

  祭りが終わって 

 

日本中がざわついた選挙が終わった

台風のように

あっという間に投票日がきて

あっという間に自民党が勝って

あっという間に終わった

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平成の30年間は

失われた30年

 

いつのまにか 日本は貧乏になり

いつのまにか 一億総中流は消えた

勝ち組、負け組は

まだ かわいい表現

今は 階級(格差)社会と呼ぶ

はるか上の上級国民と あたし達 下級国民

中級国民は わずか

 

自然と差がついたのではない

中流が怠けていたわけでもない

グローバル企業 競争がそうさせた

用意された椅子は少ない

選挙後の大臣席と同じ

 

  夫はリストラ、体の良い片道切符の転社

  子の就職先は 親の会社よりはるか下

  妻のあたしも 専業主婦など、とんでもない

  夫の年金だけでは生きていけない

  非正規、2つの仕事をかけもつ

 

落ちた者にしかわからない

世間の風、木枯らし

 

隠さずにはいられない 無念

重い現実

逃げ場などない

これ以上落ちたくないと

必死で踏みとどまる 努力

いつまで 切れずにもつか 蜘蛛の糸

次に 落ちれば 底なし沼

這い上がる方法も気力もない

 

 1993年、平成8年、日経新聞 格差容認の時代という論説があった。

まさか、たった30年で、格差容認の結果が、一部の国民だけが富も金も握り、あとは下級、貧困に落ちるとは思いもしなかった。

 

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眞子様の件も、理解しています。

ローマの休日

好きな人と自由に恋愛を謳歌したい

好きな人と結婚したい

 

眞子様を不憫に思い、頭では理解できるのです。

でも今の日本は、国民の多くが、貧しい。

民が貧乏で苦しんでいる時に

税金で、綺麗な服を着て、美味しいお料理を頂き、大学も大学院も、お金の心配をせずに卒業された。

それは「持てる者の特権」

うらやましいと国民の半分は思っている。

お金があれば、子供にもっと十分な教育を受けさせれたのに。

「 留学したい 」と そっと つぶやいた15歳(いじめから不登校だった)

留学させてあげたかった

ただそれだけのこと。

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