2021-01-01から1年間の記事一覧

➎ 祭りが終わって(選挙は終わり格差は残る)

祭りが終わって 日本中がざわついた選挙が終わった 台風のように あっという間に投票日がきて あっという間に自民党が勝って あっという間に終わった 平成の30年間は 失われた30年 いつのまにか 日本は貧乏になり いつのまにか 一億総中流は消えた 勝ち組、…

❹ ブータンに負けとろうもん

ブータンに負けとろうもん ヒマラヤ山脈の南すそ野にあるブータン チベット仏教の国 貧しい農村 日本人と同じルーツ 日本人と同じ肌の色に瞳 勤皇の志士を思わせる第4代国王が言う 「 我が国はいたづらに 国民総生産を追うのではなく 国民総幸福量を求める…

❸ 不助社会 ほりえもん氏 口に出してはいけないは嘘

不助社会 かわいそうだけれど しかたがない 不助け社会 誰も 助けてはくれない 同情もしない しかたがないと 見捨てる かわいそうだけれど しかたがない 家族も 親戚も 助けようとはしない 結婚式 葬式 冠婚葬祭 だけの 親戚 めんどうなことは 見捨てる 絆の…

❷ 日本はルールが変わったと【ひろゆき】氏配信

古い時代と新しい時代を その二つの時代の感情を 共に明瞭に理解することのできる人は まれなのではあるまいか。 by 太宰 治 ? 変化 何かがおかしい 何かが変わった その何かがわからない 気配は感じた 何かが 消えた ような感じ ❓❓❓❓❓❓❓❓ わからない 変化…

➊ 時代は令和 都会には

都会には 都会には 冷たい風が吹く 誰も助けちゃくれないと 悟った大人は 心に鍵をかけ鎧を身にまとう 都会には 冷たい風が吹く 慣れてしまえば 不自然なことでも 悲しいことでもなく 冷たい風もあたりまえ 慣れは 生きる知恵 人は人 所詮、赤の他人と諦める…

⑧ いじめはいかん

いじめはいかん いじめは昔からある いじめに負けん強い気持ちば持たなー したり顔で大人は言う 大人の社会でもいじめはある 職場でも (パワハラ) 家庭でも (モラハラ) 不合理ばかりたい と説教する ばってん こどもは ちがおうもん(違う) こどもは こ…

⑦ はじめから愛があるわけではない 受けた刃

はじめから愛があるわけではない どの親も 子に 生きていてくれるだけでいい はじめからそう思うものですか こんな人、あんな人になってほしい 勝手に夢をいっぱい描いていた いじめ 追いつめられ 子も母も 傷つき たくさんの夢を あきらめた それだけのこと…

⑥ 失った者にしかわからない 鬼 もしかしたら

失った者にしかわからない 失った時の大きさは 失った日常の尊さは 失った笑顔の意味は 失った者にしかわからない 神さま 私はどうなってもいいです この子へ 未来をください 夢の中でも いじめっ子に追いかけられ 罵られているのか 獣のようなうめき声をあ…

⑤ あの日から 教師がそれを言ったら 泣く

あの日から 中二の終わり 最後の家庭訪問で担任は言った 「何もしてやれることはありません」 「来春には どうかどうか いじめっ子とクラスを離してください」 氷雨の中 畳に頭をこすりつけた 不登校の娘をかかえる母の願いなど 小さなものだ セーラー服を…

④ 自殺 担任の笑顔 なんもいらん

自殺 ねぇ、あなた 死ぬ子の気持ちがわかるような そんな気がするの いじめで死ぬのは 楽になりたいからじゃない 命とひきかえに 告発したいのよ いじめた人は 誰と誰 〇〇さん と ○○さん いじめを見て見ぬふりをしたのは 〇〇先生 いじめられた子は 絶望を…

③ 止まった時計(いじめ)&こんな時にも人は

止まった時計 ⏲ いじめ 娘が学校へ行けなくなった あの日から 家の時計は 全部 止まった 娘が起きれないから 朝がいつ来たのか わからない 「ただいま」がないものだから いつ陽が沈んだのかも わからない 娘ひとりが取り残されちゃ かわいそう 淋しかろうと…

② 着ぐるみうさぎ&傷

着ぐるみうさぎ 白いうさぎの着ぐるみを着て ヤンキー娘がコンビニへ行くという わたしは笑いながら止める 「やめて 恥ずかしい」 「だいじょうぶ。ちゃんと上からダウンを着ていく」 白いうさぎの着ぐるみは ヤンキー娘の傷ついた心を包む うさぎになりた…

① ブーツを捨てちゃった

ブーツを捨てちゃった シンデレラが深夜帰っておいでになった 翌朝、玄関にはロングブーツが左だけ 右はどこにあるのかしら シンデレラは魔法が解けたら ただのヤンキー娘 磨かれていない ほこりだらけのブーツが ちょこんと情けなく座っているだけ シンデレ…